Travelogue : Summer in Italy | 南イタリアで過ごす夏 vol.4 - Matera

海を望む景色から、乾いた大地へ。
南イタリアの旅の終盤に訪れたマテーラは、谷の斜面に洞窟住居が連なる街です。
岩肌と街並みが溶け合うように広がる風景は、この土地で積み重ねられてきた長い時間を感じさせます。ユネスコ世界遺産にも登録されているこの街は、旅のなかでも特に印象深い場所となりました。




青空の下、歩いて街を散策。照りつける太陽でベージュゴールドに染まる美しい街並みは、どこを切り取っても絵になります。


洞窟住居が集まるマテーラには、洞窟を生かしたホテルやレストランが多数あります。
今回滞在した Sextantio の一室は、古い石壁に、木の家具と白いリネンが調和する空間。窓からはムルジャ国立公園のパノラマが広がります。
石、木、リネン。
異なる素材が静かに響き合い、穏やかな空気が流れていました。
土地が積み重ねてきた時間をそのまま受け止めながら、今を心地よく過ごせるように整えられた空間。その佇まいが、とても印象に残っています。






13世紀に教会として使用されていた洞窟は、現在は改装されてレストランに。


夕暮れの光がゆっくりと街を包み込みます。
クラシカルな音楽に耳を傾けながら、旅の最後の夜を過ごしました。

この旅で出会った景色は、今も心に残っています。
Vol.1 南イタリア・プーリアで過ごす夏
Vol.2 白く塗られた家々が連なる、南イタリア・オストゥーニを巡る
Vol.3 断崖絶壁にあるリゾート地、ポリニャーノ・ア・マーレ




