目覚め
夜明けとともに、目を覚ます。
刻一刻と、光の差す角度、空の色、部屋の中の空気の流れが変化する。
暗くて見えずにいたもの、明るすぎて見えなかったものが、陰影をつけながら姿を見せる。
鳥のさえずりが賑やかになり、光が地面を覆っていく。
“目覚める"という、単調な行為。視線を外の世界に移すと、何か大きいものに包まれているのを感じることができる。
冬の夜は果てしなく長いが、必ず朝が来て、太陽が昇る。
光が照らす場所に目を向ける。自分のかけらを探すように。
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